キャンプがしたい
どうもあきとです。
みなさんはスノーピーク『ソリッドステークデルタ』をご存知ですか?
キャンプで鍛造ペグと言ったら、
「スノーピークのソリッドステーク(通称:ソリステ)」というくらい有名で大人気なペグです。
コンクリートも貫く強度を持っている「ペグは消耗品」という概念を変えた最強のペグです。
2024年にソリッドステークの進化モデル『ソリッドステークデルタ』が新発売されました。
強度はそのままで、より使いやすく機能性に優れた鍛造ペグで、
全キャンパーにおすすめしたこれこそが最強の鍛造ペグです。
(現在発売されている鍛造ペグをほぼ全てを所有し、
実際に使用し、比較した経験より記事を作成しています。)
→2024年最新【最強のペグはどれだ!?】鍛造ペグおすすめ12選!徹底比較!
今回は『スノーピーク!大人気鍛造ペグ「ソリステ」進化モデル スリッドステークデルタについて』紹介します。
- スノーピーク『ソリッドステークデルタ』って?
- 従来モデルのソリッドステークとの違いは?
- 鍛造ペグが欲しい!
このように思っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
キャンプブログ『あきとぶ』では、キャンプのお役立ち情報を発信しております。
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スノーピーク『ソリッドステークデルタ30』とは
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/02/image-3.png)
- サイズ(全長):約30cm×36×13mm
- サイズ(ヘッド部分):約36×13mm
- 重量:約196g
- 材質:スチール(S55C、カチオン黒電着塗装)
- 長さ展開:20cm、30cm、40cm、50cm
- 価格(税込):660円/本
スノーピークから新発売されたソリステの進化モデルの鍛造ペグです。
ヘッド部分や個性的かつスタイリッシュでカッコいいデザインです。
ペグの中でも強度が高い鍛造製で、
カチオン電着塗装が施されており、塗装が剥がれにくいです。
フックが2つ付いているので、
ペグを深く打ち込んだ後でも、簡単にロープを取り付け&取り外しが可能です。
他にも「打ちやすいヘッド形状、刺さりやすいペグ中心形状」など、
強度や固定力以外にも、機能性も向上した最強の鍛造ペグです。
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スノーピーク『ソリッドステークデルタ』について詳しく紹介します。
個性的でカッコいいデザイン
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ヘッド部分が一般的によく見る形状ではなく、
個性的かつスタイリッシュでカッコいいデザインです。
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ヘッドとフックが一体になっており、鳥のくちばしのような平たい形状で、
下にもう1つフックが付いています。
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断面は、中心から先端にかけて三角形状になっています。
機能性については後ほど詳しく紹介しますが、
スノーピークらしい洗礼されたカッコよさです。
丈夫で頑丈な鍛造
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一般的にスチール製のペグには、
鋳造(ちゅうぞう)と鍛造(たんぞう)2つの金属加工方法で作られます。
鋳造(ちゅうぞう)は、
金属を高温にし、型に流し込み、冷やして固める加工方法で、
鍛造(たんぞう)は、
金属を叩いて圧力を掛けながら、強度を高めて成形する加工方法です。
さらに鍛造(たんぞう)は、
プレスなどで圧力を掛けることで、金属内部の結晶が整い強度が上がり、より丈夫で頑丈になります。
それにより「強度、固定力、耐久性」を兼ね備えた最強のペグが出来上がります。
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ソリッドステークデルタは、丈夫で頑丈な鍛造で作られており、
コンクリートを割るくらいの強度があり、
小石混じりの硬い地面でも、グイグイ打ち込むことができます。
最近では、チタン製や樹脂製のペグも発売されていますが、
やはりどんな地面でも安心して使用できるのは、鍛造ペグです。
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耐食性に優れたカチオン電着塗装
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カチオン電着塗装とは、水溶性塗料の中に物を入れ、電気を流し、塗装する方法です。
耐食性&防錆性に優れており、車の足回りなどにも使用されています。
ペグを硬い地面に打ち込む際、
ヘッド部分やペグの先端など塗装が剥がれてしまいますが、
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カチオン電着塗装だと比較的に、塗装が剥がれにくく、
スチールを保護することができ、錆びにくいです。
フックが2つ付いている
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通常、テントやタープを設営で、ガイロープをペグダウンする際、
ペグダウン位置をある程度決め、軽くペグダウンし、
フックにガイロープを引っ掛け、しっかり深くペグダウンすると思います。
(深く打ち込むとフックも地面に埋まってしまい、ガイロープが引っ掛けることができない)
その際、ペグを2回に分けてペグダウンする必要があり、
正直、手間に思ったことはないですか?
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スノーピークのソリッドステークデルタは、フックが上下2つ付いています。
しっかり深くペグダウンし、下のフックが埋まってしまっても、
上のフックにガイロープを引っ掛けることができます。
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また、引っ掛けたロープを簡単に取り外しすることができます。
設営用ガイドロープを使用して設営する際、
設営用ガイドロープを仮ペグダウンではなく、しっかり深くペグダウンしても、
後に、簡単に取り外し、テントループを問題なく引っ掛けることができます。
他にも、「インナーテントを引っ掛ける際、ジッパーを開けて出入りする際」など、
様々な場面で打ち直す必要が格段に減り、
時短かつストレスフリーになります。
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「フックを2つ付ける」という今までありそうでなかった形状で、
これほど利便性が向上するのかと、すごくびっくりしています。
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ヘッドが広く、打ち込みやすい
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/37D7D78E-F64D-47D9-8273-17EAD74602C2-1024x768.jpeg)
ヘッド部分が広く、平らになっているので、
ペグハンマーで打ち込みやすいです。
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また、ヘッドとフックが一体型なので、
打ち損じしにくく、しっかりとヘッドを叩くことができます。
さらに、打ち込んだ際、適正の角度である45°を確認しやすいです。
地面に刺さりやすく、固定力がある
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ペグ先端が尖った形状をしており、
地面に刺さりやすく、ぐいぐいと入っていきます。
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また、断面が中心から先端にかけて三角形状になっているので、
簡単に回転することがなく、しっかりと固定力があります。
(固定力は、地面の種類や地面の状態によって結構異なります)
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実際に乾いている芝生で使用しました。
しっかりと地面の奥まで打ち込むことができ、
実際にロープを引っ掛け、引っ張ってみましたが、
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ほとんど動くことなく、抜ける心配も全くなく、すごく固定力がありました。
固定力は、さすが安心の鍛造ペグだと思いました。
ループが上部に付いており、抜きやすい
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ペグ上部にループが付いているので、
ペグハンマーのフックを引っ掛けることができ、ペグがすごく抜きやすいです。
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また、断面の三角形状により、少し捻る(回転する)ことで、
地面に空間ができ、ペグがさらに抜きやすくなります。
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ループ部分にループなどの目印を取り付けることができるので、
視認性が向上し、躓きにくくなったり、ペグ忘れを防いだりすることができます。
長さのラインナップが豊富
今回は『ソリッドステーク30』の長さ30cmを詳しく紹介しましたが、
他にも、「20cm、40cm、50cm」と長さのラインナップが豊富です。
とりあえずどの長さを買えばわからない方には、
テント、タープなど万能に使える30cmをおすすめします。
あくまでも目安にはなりますが、
20cmは、ソロテントなど小型テント、
40cmは、タープのメインペグ、
50cmは、大型タープや風が強い時のタープなどにおすすめです。
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『ソリッドステーク30』と『ソリッドステークデルタ30』徹底比較
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/C6F78412-29A3-47BC-AF8C-3411C6EAF154-1024x768.jpeg)
商品名 | ソリッドステーク30 | ソリッドステークデルタ30 |
サイズ(長さ) | 約30cm | 約30cm |
サイズ(ヘッド部分) | φ8mm | 36×13mm |
重量 | 約176g | 約196g |
材質 | スチール(S55C、黒電着塗装) | スチール(S55C、カチオン電着塗装) |
価格(1本あたり) | 594円 | 660円 |
以下より、「ソリッドステーク:ソリステ、ソリッドステークデルタ:デルタ」と記載します。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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見た目 比較
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/5AAF1B66-23DF-4D5B-8A68-8242E509BCF0-1024x768.jpeg)
ソリステは、ザ・ペグというようなスマートなデザインで、
デルタは、ヘッド、フック、ペグ中心部など個性的なデザインで、
全体的に全く異なるデザインです。
商品名 | ソリッドステーク30 | ソリッドステークデルタ30 |
ヘッド | 円形 | フラット形状 |
フック | 1つ | 2つ |
ループ | ヘッド下部、フック側 | ヘッドと一体、フックと逆側 |
ペグ中心 | 円形 | 三角形 |
先端 | フラット | 三角形 |
重量 比較
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/2DE0D783-A546-4197-9C73-1E406C2C66D5-1024x768.jpeg)
重量は、ソリステが約176g、デルタ約196gと、
デルタの方が約20g重いです。
ソリステよりもヘッドが広くなり、フックが2つ付いているので、
その分デルタの方が重くなっています。
ペグは多いと数十本使用することもあるので、数gでも軽量な方が良いですが、
ソリステとデルタを選ぶ際、
重量が軽いという理由だけで、ソリステを選ぶのは少し違うと思います。
鍛造ペグは、「重い」がデメリットであることは変わりないので、
重い中に、圧倒的な強度があり、
その中でもデルタは機能性が格段に優れています。
材質 比較
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/218CF018-5CAD-4F6D-9727-9B33E8AC6F36-1024x768.jpeg)
材質はどちらもスチール「S55C」を採用しています。
(S55Cとは、SC材(機械構造用炭素鋼鋼材)の一種。炭素量は0.55%と高炭素鋼。引張強さは650N/mm2(焼入れ・焼戻しをすると780N/mm2)。硬さ(HBW)は229〜285。)
多くの鍛造ペグに使用されている鋼材で、強度が高く丈夫です。
また、塗装は電着塗装を採用し、
塗装が剥がれにくく、スチールを保護することができ、錆びにくいです。
価格 比較
価格は、ソリステが税込594円、デルタが税込660円と、
デルタの方が66円高いです。
近年の値上げ値上げの中では、比較的に抑えることができたと思いますが、
鍛造ペグの中では高価と言わざる得ない価格です。
しかし、先ほど紹介したように唯一無二の機能性を考慮すれば、コスパは優れています。
打ち込みやすさ 比較
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/C538728D-8CC1-4DEE-A1E1-18383C7F6E57-1024x768.jpeg)
ソリステのヘッドは、円形でよく見る形状で、フックと離れているので、
ペグハンマーをヘッドにうまく当たらないと、打ち損じをすることがあります。
一方、デルタのヘッドは、広く、平らになっている形状で、フックと一体になっているので、
ペグハンマーでペグを捉えることができれば、打ち損じはほとんどないです。
ソリステ、デルタどちらも打ち込みやすいのは変わりないですが、
デルタの方がブレが少なく、打ち込みやすいです。
固定力 比較
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/799BB610-4F16-43B9-B4C6-35F7C5778DDC-1024x768.jpeg)
実際にガイロープを引っ掛け、引っ張ってみましたが、
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/2C5B5465-742E-4BD8-BF6D-FD300AE860AD-1-1024x768.jpeg)
ソリステ、デルタどちらも素晴らしい固定力で、
固定力の違いは、ほとんど感じることができなかったです。
改めて鍛造ペグの固定力の強さに驚きました。
抜きやすさ 比較
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2024/03/5AAF1B66-23DF-4D5B-8A68-8242E509BCF0-1-1024x768.jpeg)
抜きやすさは、デルタの方が優れています。
ループがソリステよりも上部にあることで、
ペグハンマーのフックが引っ掛かりやすいです。
また、ペグ中心が三角形状により、
少し捻ることでペグ穴に空間があき、簡単に抜くことができます。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
まとめ
どうでしょうか?
スノーピーク!大人気鍛造ペグ「ソリステ」進化モデル スリッドステークデルタについて紹介しました。
スノーピーク『ソリッドステークデルタ』は、
最強の鍛造ペグであるソリッドステークを、より使いやすく機能性に優れたペグです。
発売されているほとんど全ての鍛造ペグを所有し、実際に使用してみましたが、
ここまで機能性に優れた鍛造ペグは他にないです。
2024年になり、最強の鍛造ペグが登場しました。
ぜひスノーピーク『ソリッドステークデルタ』をチェックしてみてください。
自分なりのキャンプスタイルを。
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