キャンプがしたい
どうもあきとです。
みなさんはイワタニ FOREWINDS『アウトドアヒーター』をご存知ですか?
近年、冬キャンプの人気が高まり、
石油ストーブや薪ストーブ、ガスストーブなど、
燃焼系の暖房器具で暖をとっている方も多いと思います。
その中でもガスストーブ(ガスヒーター)は、
暖房出力は少し劣るものの、CB缶(カセットガス)を燃料とし、
手軽に素早く暖めることができ、扱いやすいです。
イワタニから復刻され、FOREWINDSから新発売された『アウトドアヒーター』は、
軽量コンパクトで持ち運びしやすく、火力の安全性能など、
寒い時期の屋外でも使いやすい、アウトドア専用のガスストーブ(ガスヒーター)です。
今回は『冬キャンプにおすすめなガスストーブ!イワタニ FOREWINDSのアウトドアヒーターについて』紹介します。
- イワタニ FOREWINDS『アウトドアヒーター』とは?
- 暖房能力は?どのくらい持つ?
- ガスストーブやガスヒーターが欲しい!
このように思っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
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イワタニ FOREWINDS『アウトドアヒーター』とは
- 使用サイズ:約18.1×26.1×24.4cm
- 収納サイズ:約18.1×20.8×16.9cm
- 重量:約820g
- 材質:スチール、ステンレス
- 最大発熱量:約1.28kW
- 連続使用時間:約160分
- 点火方法:圧電点火方式
- 価格(税込):12800円(参考価格)
イワタニ FOREWINDSから発売されているアウトドア専用のガスストーブ(ガスヒーター)です。
以前イワタニから発売されていたジュニアヒーターの復刻モデルで、
メカメカしくスタイリッシュなカッコいいデザインです。
持ち運びしやすい軽量コンパクトながら、
暖房出力1.28kWとパワフルで、すごく暖かいです。
パワーブースターや調整器付きバルブが搭載されており、
持ち上げて揺らしても炎が上がることがなく、
気温が低くても安定して使用することができます。
販売店舗によっては1万円以下で購入することができ、
コスパがすごく良いガスバーナー(ガスヒーター)です。
イワタニ FOREWINDS『アウトドアヒーター』について詳しく紹介します。
メカメカしくスタイリッシュなデザイン
シルバーを基調としたメカメカしくスタイリッシュなカラー&デザインです。
バーナー、リフレクター、脚、持ち手など、
絶妙にカッコよく、男心くすぐるデザインです。
キャンプサイトに置いているだけでも、目を引くカッコ良さがあり、
CB缶が剥き出しのところも、一周回ってカッコよく見えてきます。笑
軽量&コンパクトで持ち運びに便利
重量は約820gと、片手で簡単に持てるほど軽く、
組み立て式で脚を折りたたむことができ、
収納サイズは約18.1×20.8×16.9cmとコンパクトです。
気持ち程度の収納ケースも付属するので、
まとめてギアケースやギアバッグに収納して持ち運びことができます。
FUTUREFOXからしっかりとした専用の収納ケースが発売されています。
また、本体上部に持ち手が付いているので、
組み立てた状態でも簡単に、持ち上げて移動させることができます。
燃料はCB缶(カセットガス)で経済的&扱いやすい
アウトドアヒーターの燃料は、CB缶(カセットガス)を使用し、
価格が安く経済的で、初心者の方でも扱いやすいです。
CB缶(カセットガス)は、
家庭用カセットコンロやカセットストーブなどの燃料に使用され、
ほとんどの方が一度は使ったことがあると思います。
ホームセンター、スーパー、コンビニなど様々なところで購入することができ、
安いものだと1本130円くらいと、安価で非常に経済的な燃料です。
(OD缶は安いものでも1本500円くらいします)
使用方法は後ほど詳しく紹介しますが、
CB缶(カセットガス)をセットして、点火するだけなので、
すごく簡単に使用することができます。
暖房出力1.28kW
アウトドアヒーターの暖房出力は1.28kWと、
普段石油ストーブを使用している方から見れば、そこまで高火力ではないですが。
(一般的に石油ストーブの暖房出力は「3kW〜6kW」ほど)
ソロ〜デュオサイズのテントやシェルターなら、
十分暖められるほどの暖房性能があります。(暖房力検証を参考に)
有名なガスストーブの暖房出力
- イワタニ マイ暖:約1.0kW(約3時間20分)
- イワタニ デカ暖Ⅱ:約1.35kW(約2時間30分)
- イワタニ マル暖:約2.09kW(約1時間40分)
- アラジン ポータブルガスストーブ:約2.0kW(約1時間40分)
- アラジン ポータブルガスストーブ:約1.4kW(約2時間30分)
- シャンクヒーター:約0.95kW(-)
角度調節が可能で、広範囲が暖かい
ヒーター燃焼部の角度を2段階調節することができるので、
足元から顔まで暖めることができます。
通常時は写真のような位置で、しっかり固定されますが、
ガス缶部分を下げることで、上に向けることができます。
また、ヒーター燃焼部の「球状バーナーとリフレクター」により、
輻射熱を最大限利用し、前面の広範囲がすごく暖かいです。
風に強く、揺らしても炎が上がらない
調整器付きバルブを搭載しているので、
風に強く、風が多少吹いていても消えてしまうことがないです。
また、持ち上げて揺らしても、
炎が上がらず、非常に安定して燃焼し続けます。
軽く持ち運びしやすく、使用中の移動でもすごく安心です。
ドロップダウン現象を防止するパワーブースター付き
アウトドアヒーターは、パワーブースターが搭載されており、
ドロップダウン現象を防止し、ガスを最後まで使用することができます。
ドロップダウン現象とは、ガス缶を低温下で長時間使用すると、
気化熱により、ガス缶がすごく冷たくなり、気化しにくくなる現象です。
(CB缶(カセットガス)には、主に液化ブタン、液化イソブタンが入っており、
沸点は、液化ブタン「約0℃」、液化イソブタン「約-10℃」です。)
燃焼部の金属部分から熱を伝わらせて、ガス缶を暖めて、
ドロップダウン現象を防止します。
また、ガス缶をしっかりと支えることもできます。
JIA認証を取得している
JIA認証は、一般財団法人 日本ガス機器検査協会が、
独自の検査基準に基づいた認証制度です。
アウトドアヒーターは、JIA認証マークを取得しています。
つまり、第三者検査機関の高い基準をクリアしており、
品質や安全性がすごく高いガスストーブ(ガスヒーター)です。
最近では、Amazonなどで中華製のガスストーブが多く発売されていますが、
ほとんどがPSLPGマーク(国の認証)やJIA認証マークがないので、
使用するには十分注意が必要になります。
1万円以下とコスパが良い
価格は、定価ではなくオープン価格で、
イワタニのオンラインショップでは、税込12800円です。
Amazonや楽天市場などでは、
1万円以下で販売している店舗が多く、
(最近では最安8250円で販売している店舗もありました)
ガスストーブの中でも比較的に安く、コスパがすごく良いです。
ガスストーブは、石油ストーブほど種類は多くないので、
『イワタニ FOREWINDS アウトドアヒーター』の発売は、
ガスストーブの選択肢が増え、今後ロングセラーになっていくと思います。
『イワタニ FOREWINDS アウトドアヒーター』使用方法
アウトドアヒーターは、組み立てが簡単で、CB缶と扱いやすいので、
使用方法もすごく簡単です。
①脚を広げ、組み立てる
折りたたまれている脚を組み立て、
アウトドドアヒーターを自立させます。
持ち手も上部に持っていき、固定します。
②CB缶を取り付ける
CB缶のキャップを外し、差し込み、少し回し固定します。
③パワーブースターを取り付ける
CB缶にマグネットでくっ付け、
しっかり固定されるように本体にも取り付けます。
④点火する
ガス調節つまみを回し、ガスを出したら、
点火スイッチを押し、点火します。
点火し、数秒経つと球状バーナーが赤くなり、暖かくなります。
『イワタニ FOREWINDS アウトドアヒーター』暖房力検証
実際に使用してみると、
すごく暖かく、ソロキャンプならこれだけで十分!とも思いますが。
「実際にどのくらい暖かいのか」
「1缶でどのくらい使用できるのか」
など実際に暖房力検証しましたので、ぜひ参考してみてください。
使用するテントや気温などによって異なりますので、
数値はあくまでも参考程度にご考えください。
検証条件
- 時期:2023年12月下旬
- 時間:18時〜
- 天気:晴れ
- 場所:平地(芝サイト)
- 外気温:0.4〜4.1℃
- 湿度:68〜88%
- テント:The camper IGNIS L (ドームテント)
- テントサイズ:約390×360×200cm(3〜4人用)
- CB缶:SOTO パワーガス
※アウトドアヒーター、テント共にテント内での使用は自己責任です。
※正しい換気&一酸化炭素チェッカー必須です。
「テント内どのくらい暖かくなる?」
アウトドアヒーター1つで3〜4人用のドームテントを、
どのくらい暖めることができるのか検証します。
The camperのドームテント IGNIS Lを使用し、
サイズは約390×360×200cmで、3〜4人が寝れるサイズ感です。
快適に使用する場合は1〜2人がちょうど良いです。
(このサイズのテントを暖めることができればすごいかな?と思いまして、、)
中心にテーブルとチェアを置き、テーブルの上にアウトドアヒーターを置いて使用します。
温度計は、テント内に2つ(高さ170cmと高さ30cm)にセットし、
時間経過による温度変化を計測します。
検証開始時、温度のばらつきはありますが、
開始10分で、外気温3.4℃に対して、テント内は約6℃と一気に温度が上昇しています。
外気温は時間が経つにつれ、下がっていくものの、
テント内の温度は、最大9.5℃(高さ30cm)、最大12.2℃(高さ170cm)と、
外気温との温度差が「7.5〜10℃」になりました。
その後、外気温が0℃に近づいてくると、
テント内もだんだん低くなっていくものの、
外気温との温度差が「7〜9℃」になりました。
「1缶でどのくらい使用できる?」
1缶でどのくらいの時間使用することができるのか検証します。
点火し、最大火力のまま使用し続け、時間を計測します。
結果は、約2時間55分ほどで1缶がなくなりました。(CB缶:SOTO パワーガス)
テント内が10℃以下と低く、
ガス缶がかなり冷たく、途中火力が少し落ちたので、
スペックより少し長い時間使用することができたと思います。
気温5℃ほどの環境下で点火すると、
球状バーナーが冷えていて、暖かくなるまで少し時間がかかります。
バーナーなどでプレヒートをしておくと早く暖かくなります。
アウトドアバーナーをメインの暖房器具として使用する場合、
1泊2日のキャンプでは、大体3缶以上持っておくと、暖かく過ごすことができます。
まとめ
どうでしょうか?
冬キャンプにおすすめなガスストーブ!イワタニ FOREWINDSのアウトドアヒーターについて紹介しました。
『イワタニ FOREWINDS アウトドアヒーター』は、
以前イワタニから発売されていたジュニアヒーターの復刻モデルで、
メカメカしくスタイリッシュなカッコいいデザインです。
持ち運びしやすい軽量コンパクトながら、
暖房出力1.28kWとパワフルで、すごく暖かいです。
パワーブースターや調整器付きバルブが搭載されており、
持ち上げて揺らしても炎が上がることがなく、
気温が低くても安定して使用することができます。
販売店舗によっては1万円以下で購入することができ、
コスパがすごく良いガスバーナー(ガスヒーター)です。
ぜひイワタニ FOREWINDS『アウトドアヒーター』をチェックしてみてください。
自分なりのキャンプスタイルを。
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