キャンプがしたい
どうもあきとです。
みなさんはワークマンの新型『真空ハイブリッドコンテナL』をご存知ですか?
真空ハイブリッドコンテナは、真空断熱構造の筒状のコンテナ(クーラーボックス)です。
ソロキャンプに最適なサイズ感で、保温力&保冷力が高く、税込2500円とコスパが高く、
ワークマンキャンプギアの中でもすごく人気があり、
夏には、店舗に入荷してもすぐに売り切れてしまいます。
→ワークマンの大人気真空ハイブリッドコンテナ!夏キャンプでも使える?保冷力検証!
そんな大人気の真空ハイブリッドコンテナからサイズアップした新型が、事前の予告無しに突如登場しました。
2022年秋冬新製品の『真空ハイブリッドコンテナスクエア』(発売延期になり、発売時期は未定)とは異なり、
従来モデルの筒状で、高さが約2cmアップし、より使いやすくなりました。
今回は『従来モデルよりサイズがアップした新型が登場!真空ハイブリッドコンテナLについて』紹介します。
また、保冷力検証、おすすめ保冷剤紹介、従来モデルとの比較などもあります。
- 真空ハイブリッドコンテナLって?
- 従来モデルと何が変わった?
- 実際保冷力は?保温力は?
このように思っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
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『あきとぶ』をぜひチェックしてみてください!
ワークマン2023年新製品『真空ハイブリッドコンテナL』とは
- サイズ(外寸):約φ17.5×30.5cm
- サイズ(内寸):約φ16×26cm
- 重量:約1.72kg
- 容量:約5.0L
- 材質:本体 ステンレス、蓋 ポリプロピレン
- カラー:ブラック、オリーブ
- 価格(税込):2900円
ワークマンから発売されている真空断熱構造のコンテナ(クーラーボックス)です。
真空タンブラーを大きくし、蓋を付けたようなデザインで、
持ち手付きなので、持ち運びがすごくしやすいです。
真空断熱構造により高い保温力&保冷力があり、
税込2900円とコスパがすごく良いです。
ワークマンで大人気の『真空ハイブリッドコンテナ』について詳しく紹介します。
最新情報!ワークマン公式からのアナウンス!
新型モデル『真空ハイブリッドコンテナ スクエア』の販売が、
延期に延期を重ね、今年の夏に発売されることはないそうです。
今年の夏キャンプは、この『真空ハイブリッドコンテナL』で決まりです。
キャンプにマッチするシンプルなデザイン
大きな水筒のようなデザインをしており、
ロゴなどはなく、凸凹したシンプルな筒状のコンテナ(クーラーボックス)です。
上部や蓋、持ち手は樹脂製で、ボディはステンレス製です。
好みのステッカーを貼ってアレンジするとよりカッコいいです。
底には、クッション材があるので、
直接地面に置いても本体に傷が付きにくく、テーブルやラックに置いても滑りにくいです。
カラーは、ブラック、オリーブとキャンプにすごくマッチするカラー展開です。
真空断熱構造
多くのクーラーボックスは、断熱材に発泡スチロールや発泡ウレタンを使用していますが、
真空ハイブリッドコンテナは、名前の通り「真空断熱構造」を採用しているので、
さらに高い保温力&保冷力を実現しています。
「真空断熱構造」とは、
保冷力や保温力を高めるため外側、内側と2層構造にし、
間を真空状態にしたもののことを言います。
真空状態では空気の分子が存在しないので、
熱伝導がほとんどなく、放熱するのを防ぐことができます。
さらに結露を防ぐこともできます。
タンブラーや缶クーラーに良く採用されます。
→2022年夏最新!缶クーラーおすすめ7種の保冷力最強は?徹底比較!
蓋の開閉やロックが簡単
持ち手を倒す方向によって蓋を「開けたり、閉めたり(ロック)」することができます。
持ち手を動かすだけなので、開閉やロックが非常に簡単です。
OPEN側に持ち手を倒すと、ロックが外れ蓋を開けることができ、
CLOSE側に持ち手を倒すと、しっかりロックされます。
持ち手を上に上げた状態(OPENとCLOSEの中間)では、
蓋はロックされますが、少しグラつきがあるので、
持ち運ぶ時以外は、CLOSE側にしっかり倒しておく方が良いです。
蓋にはパッキンが付いており、ある程度密閉性は高いですが、
しっかりロックしていても、直接水を入れて傾けると蓋の隙間から少し水が漏れます。
メーカーは直接、水や氷を入れるのは推奨していないので、
水や飲み物を直接入れることは、あまりおすすめしません。
蓋のロック形状が左右異なり、右(R)は白く目印が付いているので、
キャンプの夜など薄暗いところでも、左右が分かりやすいです。
容量は5.0Lと大容量
内寸は約φ16×26cm、容量は5.0Lと、
500mlペットボトルが4本ぴったり入るサイズ感で大容量です。
飲み物や食材、氷や保冷剤など、形状的に横にしたくないものは入れれないですが、
ソロキャンプの1泊分にちょうど良いサイズ感です。
なんと350ml缶がちょうど8本入り、
このために作られたのではないかと思うくらいシンデレラフィットです。
小さな保冷剤や氷を隙間に入れ、350ml缶専用のクーラーボックスに良さそうです。
保冷剤や氷なしで「どのくらい冷えた状態をキープできるか」夏試してみたいと思います。
保冷だけでなく、保温にも最適
保冷目的でクーラーボックスのように使用する方が多いと思いますが、保温することもできます。
冬に温かいご飯をテイクアウトし、帰った時には冷えており、
電子レンジで温め直すという手間を減らすことができます。
さらにローストビーフや鶏ハムなど低温調理をすることができます。
実際の保温力については、後ほど詳しく紹介します。
冬にはあまり活躍が少ないクーラーボックスですが、
ワークマンの真空ハイブリッドコンテナLは、
1年通してキャンプだけでなく、日常生活でも使用することができる優れものです。
税込2900円と格安
真空断熱構造のコンテナやクーラーボックスはほとんどなく、
このサイズのものを真空断熱構造にするのは、
技術がすごく難しいのに関わらず、税込2900円と格安です。
さすがワークマンだと毎回驚かされます。
2022年秋冬新製品のスクエアタイプが2023年に発売予定です。
→【ワークマンキャンプギア】2022年秋に発売予定の新製品がやばい!徹底紹介!
『真空ハイブリッドコンテナL』の保冷力は?
夏キャンプとほとんど同等の気温下(30℃前後)で、
真空ハイブリッドコンテナに氷を入れ、保冷力を検証します。
検証の条件や結果について詳しく見ていきます。
保冷力検証 条件
- 時期:2023年6月下旬
- 時間:24時間
- 天気:曇り時々雨
- 場所:日当たりが良い縁側
- 気温:25.9〜29.9℃
- 湿度:72〜83%
- 入れたもの:2kgカット氷
あらかじめ、予冷した真空ハイブリッドコンテナLに、
2kgのカット氷を入れ、24時間後の氷の重さを計測します。
保冷力検証 結果
検証開始から一度も中を開けずそのまま放置しました。
24時間後、2kgあったカット氷は約1.4kg(約70%)も残っていました。
大きな氷も多く残っており、十分飲み物に使用することができます。
1泊2日のキャンプでしたら、十分過ぎるほどの保冷力です。
氷だけでこれだけの保冷力があるので、
保冷剤を一緒に入れると、もっと保冷時間が長くなります。
100均の保冷剤でも良いですが、より高保冷力な保冷剤がおすすめです。
『真空ハイブリッドコンテナL』におすすめの保冷剤
先ほどの保冷力検証で見てもらったように、
氷だけでも十分保冷することができました。
しかし、ソロ用のクーラーボックスをして使用する場合、
食材や飲み物を入れるために、保冷剤も一緒に入れる必要があります。
他にはない筒状のクーラーボックスで、入らない保冷剤もあるので、
『真空ハイブリッドコンテナL』にすごくおすすめな保冷剤を紹介します。
UJack(ユージャック)真空ハイブリッドコンテナ用 手裏剣保冷剤
- サイズ:約φ15×2.5cm
- 重量:約280g
- 材質:高密度ポリエチレン、PCM(Phase Changed Material)
- 凍結時間:-(-15℃ 2日間以上推奨)
- 保冷時間:8〜12時間
- 温度:-10℃
- 価格(税込):1680円
UJack(ユージャック)から新発売された真空ハイブリッドコンテナ専用の保冷剤です。
なんと真空ハイブリッドコンテナにシンデレラフィットし、
デットスペースを最大限に無くし、効果的に保冷することができます。
また、手裏剣のような面白い形状で、
ペットボトルの上部(キャップ部分)が入るようになっており、
最大4本のペットボトルを効果的に保冷することができます。
真空ハイブリッドコンテナ使用時には、
上部に最大2個まで手裏剣保冷剤を入れることができます。
「手裏剣保冷剤は実際に保冷力は?」
保冷力検証① 条件
- 時期:2023年8月中旬
- 時間:24時間(13時〜)
- 天気:晴れ/雨
- 場所:日当たりが良い縁側
- 気温:27.5〜34.0℃
- 湿度:62〜78%
- 入れたもの:500mlペットボトル(緑茶)4本、手裏剣保冷剤2つ
真空ハイブリッドコンテナLに、
冷蔵庫で冷やした500mlペットボトル(緑茶)4本と、
2日間以上冷凍した手裏剣保冷剤2つを入れ、
24時間放置し、保冷力を検証します。
※24時間一度も開けずに放置します。
※UJack(ユージャック)様よりご提供を受けております。
保冷力検証① 結果
24時間後、蓋を開け中身を見てみると、
手裏剣保冷剤は溶けてしまっているものの、
触ってみるとすごく冷たく、ペットボトルもすごく冷たいです。
500mlペットボトル(緑茶)の温度を計測すると、
なんと9.0℃とすごく冷えており、実際飲んでみても冷たいと感じました。
(※一般的に飲み物が冷たいと感じる温度は「5〜15℃」と言われています)
ペットボトルを4本入れた状態で、24時間経っても、
真空ハイブリット内を冷蔵庫並みの温度(10℃以下)に保っており、
素晴らしい保冷力ということがわかりました。
保冷力検証② 条件
- 時期:2023年8月中旬
- 時間:24時間
- 天気:晴れ
- 場所:日当たりが良い縁側
- 気温:28.8〜36.0℃
- 湿度:66〜82%
- 入れたもの:約1.7kgカット氷、手裏剣保冷剤2つ
あらかじめ、予冷した真空ハイブリッドコンテナLに、
約1.7kgのカット氷と、2日間以上冷凍した手裏剣保冷剤2つを入れ、
24時間放置し、24時間後の氷の重さを計測します。
※手裏剣保冷剤は、飲み物を冷やすために最適な内容物を採用しています。(温度域は3〜4℃)
※今回は真空ハイブリッドコンテナ単体との比較を含め、カット氷で検証します。
※UJack(ユージャック)様よりご提供を受けております。
保冷力検証② 結果
お昼13時から24時間の検証で、最高気温36℃とかなりの暑さでした。
24時間後、約1.7kg(1737g)あったカット氷は、
なんと約1486g(85%)も残っていました。
残っているカット氷を見ても、
大きな氷が多く、全く問題なく、飲み物に使用できます。
氷単体の検証時より、気温が高いのにも関わらず、
多くの氷が残っており(氷単体の検証時は70%)、素晴らしい保冷力があることがわかりました。
真空ハイブリッドコンテナは、
蓋が真空構造でないため、上部から熱が伝わってしまうので、
上部に手裏剣保冷剤があると、
真空ハイブリッドコンテナの保冷力をさらに向上させることができます。
スマートな形状のTOURIT(トウリト)の保冷剤もおすすめです。
『真空ハイブリッドコンテナL』の保温力は?
真空ハイブリッドコンテナLの保温力を検証しました。
保冷力については、昨年従来モデルで検証したこちらの記事を参考にしてみてください。
→ワークマンの大人気真空ハイブリッドコンテナ!夏キャンプでも使える?保冷力検証!
保温力については検証したことがなかったので、
「実際にどのくらい保温できるのか」実際に検証します。
検証の条件や結果について詳しく見ていきます。
検証条件
- 日時:2023年2月8日21時40分〜22時40分
- 天気:晴れ
- 場所:日の当たらない屋外
- 気温:6.9℃〜7.1℃
- 入れたもの:温かい飲み物(熱湯)
- 温度確認時間:約1時間
熱湯を入れたマグを真空ハイブリッドコンテナの中に入れ、
蓋を閉め、ロックし、約1時間放置します。
はじめ約80℃あった熱湯は、1時間後何℃になっているか検証します。
比較のためにすぐ隣に同じ温度の熱湯を入れたマグを置いておきます。
検証結果
まず、そのまま外に置いたマグの熱湯は、
「80.5℃→15.9℃」と1時間でほとんど冷水になりました。
真空ハイブリッドコンテナに入れたマグの熱湯は、
「80.5℃→31.9℃」と1時間で熱湯のままではなかったものの、
外に置いたものと比べ約16℃も高く、十分保温することができたと思います。
おまけ検証
2.5Lの熱湯を直接入れ、約10時間放置しました。
※直接水を入れることは、メーカーは推奨していないです。今回は検証の為に直接入れました。
結果は「88.3℃→21.5℃(熱湯の温度変化)」でした。(一晩の検証で気温は4.6℃〜6.5℃)
熱湯を入れ、10時間も放置することはほとんどないと思いますが、
熱湯を入れ、低温調理にもすごく良さそうです。
従来モデル『真空ハイブリッドコンテナ』と比較
真空ハイブリッドコンテナ | 真空ハイブリッドコンテナL | |
サイズ(外寸) | 約φ17.5×28.5cm | 約φ17.5×30.5cm |
サイズ(内寸) | 約φ16×24cm | 約φ16×26cm |
重量 | 約1.65kg | 約1.72kg |
容量 | 約4.6L | 約5.0L |
価格 | 2500円 | 2900円 |
見た目
基本的なデザインはほとんど同じで、
ロゴなどはなく、凸凹したシンプルな筒状のコンテナ(クーラーボックス)です。
蓋の開閉&ロック構造も同じですが、
Lサイズの方は左右が分かりやすいように、右(R)は白く目印が付いています。
実際に従来モデルを使用している際、
キャンプの夜など薄暗いと、蓋の左右が本当に見えずらく、何回も間違えることがありました。
自分で目印を付けていましたので、
はじめから分かりやすい目印があるのはすごくありがたく、良い改善点だと思います。
サイズ、重量
内寸や外寸の直径は同じですが、
高さはLサイズモデルの方が約2cm高く、容量は約400ml大きいです。
従来モデルの重量は約1.65kg、Lサイズモデルの重量は約1.72kgと、
約70gしか変わらないので、持ってみても重さの差をほとんど感じないです。
サイズの数値だけ見れば、そのまで違いはないと思いますが、
少しの違いで入れられるものの幅が広がります。
従来モデルでは、350ml缶を縦に2本積み重ねると蓋を閉まらず、
最大で5本までしか入れることができませんでした。
Lサイズモデルでは、350ml缶を縦に2本積み重ねることができ、
最大で8本も収納することができます。
この為に2cmアップのLサイズモデルを考えたのかと思うくらいピッタリです。
価格
従来モデルの価格は税込2500円、Lサイズモデルの価格は税込2900円です。
Lサイズモデルの方が400円高いですが、
様々なキャンプ用品が値上げされる中、この価格はかなり安いです。
350ml缶を縦に積み重ねたい方や、氷をより多く持っていきたい方などは、
400円高いですが、Lサイズモデルをおすすめします。
どちらもソロキャンプなら十分なサイズ感で、高保冷力なので、
コスパ最強のクーラーボックス(コンテナ)です。
最新情報!ワークマン公式からのアナウンス!
新型モデル『真空ハイブリッドコンテナ スクエア』の販売が、
延期に延期を重ね、今年の夏に発売されることはないそうです。
追記:販売中止のお知らせ!
今年の夏キャンプは、この『真空ハイブリッドコンテナL』で決まりです。
まとめ
どうでしょうか?
従来モデルよりサイズがアップした新型が登場!真空ハイブリッドコンテナLについて紹介しました。
『真空ハイブリッドコンテナL』は、
大人気の真空ハイブリッドコンテナのデザイン、仕様などほとんど同じですが、
2cm高くすることで、350ml缶が縦に積み重ねれ、より収納力がアップしました。
カラーはブラックだけでなく、オリーブが新登場したので、
サイズ、カラーと選ぶ幅が広がりました。
夏にはすぐに売り切れてしまい、入手困難になってしまうと思うので、
欲しい方はぜひチェックしてみてください。
自分なりのキャンプスタイルを。
コメント
検証ありがとうございます
さっそく最寄りのワークマンへ急いで走りました(笑)
確かになんの予告もなしにシレ~っと店頭に並んでました(笑)(笑)
350ml缶8本のシンデレラフィットは素晴らしいですね!
自分はハイボールを愛飲するので氷は欠かせず、他メーカーの高価な物にも手を出せずにいたので即決即買いしました。
焼酎の湯割りも飲みますし、筋トレの為のムネ肉ハムも作るので今後使っていくのが楽しみです。
保温力の検証もありがとうございます!
いい買い物できましたー
コメントありがとうございます。
ですよね!笑 僕もハイボール飲むので、氷は必須です。
ありがとうございます!お役に立てて良かったです。