キャンプがしたい
どうもあきとです。
みなさんは夏キャンプでどんな保冷剤を使っていますか?
夏キャンプでクーラーボックスは必須アイテムで、
保冷効果を長時間持続させるためには、氷や保冷剤が必要です。
ブロック氷やカット氷、ペットボトル氷などありますが、
さらに保冷効果を高めるためには、
「-○℃で○時間持続」などのような保冷剤を使用する方が良いです。
キャンプの保冷剤で一番有名なのがロゴスの氷点下パックだと思います。
僕も実際使っており、確かに保冷力はあると思いますが、
「かさばる」「凍るのに時間が掛かる(また凍らない時がある)」
など不満も多少あります。
「まぁ保冷剤なんかなんでもいいか」と思っていましたが、
最近話題のアメリカで大人気の保冷剤『クーラーショック』を購入し使ってみると、
保冷力の高さ、使い勝手の良さなど「これは良い!」と思ったので、
今回は『暑い夏キャンプにおすすめ最強の保冷剤!クーラーショックについて』紹介します。
実際保冷力がどれくらいあるのか検証します。
- 夏キャンプの保冷剤を探している
- クーラーショックって?
- 実際どうなの?保冷力あるの?
このように思っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
キャンプのお役立ち情報を毎日発信しております。
『あきとぶ』をぜひチェックしてみてください!
保冷剤『クーラーショック』とは
Sサイズ
- サイズ:約19×16.5×2.5cm
- 水の規定量:355ml
- 凍結時間:8時間
- 材質:アルミ、ポリエチレン、ナイロン、シリカ、塩化ナトリウム
- 価格(税込):792円
Mサイズ
- サイズ:約25×25.5×2.5cm
- 水の規定量:830ml
- 凍結時間:12時間
- 材質:アルミ、ポリエチレン、ナイロン、シリカ、塩化ナトリウム
- 価格(税込):1210円
Lサイズ
- サイズ:約35.5×25.5×3.8cm
- 水の規定量:1660ml
- 凍結時間:12時間
- 材質:アルミ、ポリエチレン、ナイロン、シリカ、塩化ナトリウム
- 価格(税込):1848円
クーラーショックは、医療用に開発された技術を応用した保冷剤です。
規定の温度を長時間維持するように設計されており、
クーラーボックスの温度を一定に保つことができます。
アメリカで大人気の保冷剤で、近年日本でも人気が集まっています。
『クーラショック』について詳しく紹介します。
見た目がおしゃれ
一般的な保冷剤やアウトドアで使用する保冷剤などどれも同じような見た目で、
カッコいいやおしゃれなどは正直思いません。笑
実際保冷剤は「保冷力が一番大事で、見た目なんかどうでも良い」と思う方も多いと思います。
しかしクーラーショックは、一見保冷剤とは見えないような見た目をしており、
カッコいいパッケージで、おしゃれなデザインをしています。
薄く、かさばらない
規定の水を入れて使用しますが、
水を入れてもすごく薄く、食材の間や上部のポケットにスッと入るのでかさばらないです。
- Sサイズ:約2.5cm
- Mサイズ:約2.5cm
- Lサイズ:約3.8cm
保冷剤が溶けてしまうとハードタイプだと場所を取ってしまい、ただの荷物になってしまいますが、
クーラーショックは、凍っている状態でも薄く、溶けると柔らかくなるので、
隙間に入れられて、かさばらずに持ち帰ることができます。
「薄いのは良いけど強度が心配!」と思うかもしれませんが、
パッケージは、アルミ、ポリエチレン、ナイロンの3層構造(厚さ約0.2mm)なので、
熱伝導が良く、丈夫な作りです。
選べる3サイズ(S、M、L)
サイズはS、M 、Lの3サイズあり、
使用するクーラーボックスのサイズや容量によって選ぶことができます。
メーカーがクーラーボックスの容量によって「◯日の場合、◯サイズを◯個」と目安があります。
購入の際はご自身のクーラーボックスの容量で、必要なサイズ、個数をお選び下さい。
単品だけでなく、それぞれセットで購入することもできます。
- Sサイズ:5個セット 3630円
- Mサイズ:4個セット 4400円
- Lサイズ:3個セット 5060円
-7.8℃をキープする設計
クーラーショックの保冷技術は、元々血液輸送のために開発された技術です。
血液輸送の際に温度変化によって血液の成分が変わらないように、
長時間温度を維持することが求められます。
クーラーショックは、-7.8℃を維持するように作られているので、
長時間クーラーボックスの中を冷やし続けることができます。
凍結時間が早い
クーラーショックの凍結時間は、一般的なハードタイプの保冷剤より圧倒的に早いです。
Sサイズは8時間、M・Lサイズは12時間と半日もあれば凍結することができます。
ロゴスの氷点下パックは、-20℃以下で18〜24時間と丸1日掛かります。
さらに「24時間では凍らない!全然凍らない!」など耳にすることがありす。
ロゴスの氷点下パックは、-16℃に設計されているので、
冷凍庫の温度が-16℃以下でないと、凍結に時間が掛かるもしくは凍結しないと言うことが起こるのです。
実際、自宅の冷凍庫が-◯℃と把握している方はそれほど多くはないと思います。
クーラーショックは冷凍庫の温度をあまり気にすることはなく、
長くても12時間で凍結するので、
キャンプ前日に凍らせれば全く問題なく使用することができます。
使用する前の準備
クーラーショックを購入すると、使用する前に規定量の水を入れる準備が必要です。
中身はサラサラと粉末状のシリカと塩化ナトリウムが入っており、
水を入れることによりゲル化します。
サイズによって水の規定量が異なります。
- Sサイズ:355ml
- Mサイズ:830ml
- Lサイズ:1660ml
手順
1.規定量の水を準備する
2.蓋を開け、水を入れる
3.空気を抜き、付属のシリコンコルクを入れる
4.蓋を閉める(中身がしっかり混ざるように揉み込む)
6.完成
『クーラーショック』保冷力比較検証
「クーラーショックの保冷力は?」
実際にカンガルークーラーバッグ(ソフトクーラー)で、
クーラーショックS+M(約1315g)、ロゴス氷点下パック(約1260g)の保冷力の比較検証します。
カンガルークーラーバッグの底に付くように保冷剤を入れ、
温度計が直接保冷剤に当たらないように高さを持たせて、温度計をセットし、(真ん中から上部)
クーラーボックス内の温度を48時間測定します。
(48時間の間一度もクーラーバッグは開けません)
保冷剤の大きさで保冷力の相違が少ないように、
できるだけ同じ重量(差は55g)で検証します。
検証条件
クーラーショックS+M | ロゴス氷点下パックXL | |
日時 | 2022年8月2日〜 | 2022年7月31日〜 |
天気 | 晴れ | 晴れ |
気温 | 29〜36℃ | 28〜35℃ |
場所 | 日当たりが良い縁側 | 日当たりが良い縁側 |
日当たり、風通りの良い縁側に
高保冷力のカンガルークーラーバッグを日陰に置き検証します。
カンガルークーラーバッグについて詳しくは→【カンガルークーラーバッグ】高機能・高保冷力・高コスパのソフトクーラーバッグ!
クーラーボックスの大きさによって保冷剤の量(個数や大きさ)をメーカーが推進していますが、
今回は検証なので、重量を同じにするように保冷剤の量(個数や大きさ)を決めています。
同日時に検証はできないので、気温の違いで多少異なる場合があります。
検証結果
結果は上記のグラフのようになりました。
グラフについて
- 赤がクーラーショック、青がロゴス氷点下パック
- 縦軸はクーラーバッグ内の温度
- 横軸は時間(10時からスタートで48時間)
ロゴスの氷点下パックは、急激に温度が約7℃まで下がり、
10℃以下が約6時間続き、それ以降は右肩上がりに温度が上昇しています。
クーラーショックは、開始2時間で温度が9.5℃まで下がり、
それ以降少し温度が上昇しますが、12〜15℃の間を11時間も維持し、
以降緩やかに温度が上昇しています。
比較すると、
ロゴスの氷点下パックは、最低温度は低いものの溶けるのは早く、
長時間保冷力を保つことはできないです。
クーラーショックは、温度を長時間キープすることができ、ロゴスの氷点下パックより保冷力が高いです。
「や氷を短時間(半日くらい)全く溶けずに持ち運びたい」と冷凍庫のように使用したい場合は、
ロゴスの氷点下パックがおすすめです。
それ以外で使用する場合は、「デザイン性が良い、凍結時間が短い、薄くてかさばらない」
クーラーショックの方が圧倒的におすすめです。
S、M、Lの3サイズあり、
↓使用するクーラーボックスの容量によって、サイズや数量が異なります。
セット販売もあります。
まとめ
どうでしょうか?
暑い夏キャンプにおすすめ最強の保冷剤!クーラーショックについて紹介しました。
ネットやSNSを見ていると、ロゴスの氷点下パックやクーラーショックについて様々な意見があります。
実際保冷力を比較してみると、明らかな保冷力の違いがあり、
保冷力という観点からはクーラーショックの方が優位でした。
先ほど紹介したように使い方によっては、ロゴスの氷点下パックの方が良いという場合もあります。
どの保冷剤をが良いか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
自分なりのキャンプスタイルを。
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