キャンプがしたい
どうもあきとです。
みなさんは大人気キャンプ系YouTuber『FUKU』さんが手掛けるカンガルークーラーをご存知ですか?
YouTuber『FUKU』さんは、
幅広い様々なキャンプギアを実際に手に取って、
分かりやすく紹介、レビュー、解説するチャンネルです。
そんなYouTuber『FUKU』さんは、
これまで固形燃料ストーブ、ミニクーラーバッグ、ギアケース、ペグハンマーなど
様々なキャンプギアを開発しています。
今回紹介する最新作『カンガルークーラーバッグ』は、
WILDTECH(ワイルドテック)とのコラボ商品で、
これからの夏キャンプで大活躍する高保冷力ソフトクーラーバッグです。
開発途中や完成の動画を拝見しており、
すごく気になり、欲しくなったので、購入させて頂きました。
今回は『YouTuber FUKU さんが手掛けるカンガルークーラーバッグについて』紹介&徹底レビューします。
- カンガルークーラーバッグとは?
- どのくらい保冷力ある?
- 実際どう?おすすめ?
このように思っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
キャンプのお役立ち情報を毎日発信しております。
『あきとぶ』をぜひチェックしてみてください!
『カンガルークーラーバッグ』とは
- サイズ(外):約340×260×365mm
- サイズ(内):約300×220×310mm
- 容量 (外):約23L
- 容量 (内):約18L
- 総重量:約1.5kg
- 耐荷重:約12kg
- 材質:コーデュラファブリック、ターポリン(底面)、EVA、高密度発泡ウレタン、アルミ、不織布
- カラー:ブラック、タン、オリーブ、コヨーテ(新カラー)、迷彩(新カラー)
- 価格(税込):7690円
キャンプ系YouTuber FUKUさんとWILDTECH(ワイルドテック)の共同開発のソフトクーラーバッグです。
名前の通りクーラーバッグの中にクーラーバッグが入っているカンガルー構造です。
カンガルー構造にすることで、ソフトタイプでも高保冷力を実現し、
使用する季節や人数に合わせて、別々でも使用することができるように考えられています。
オールシーズン使用することができる万能クーラーバッグなのです。
『カンガルークーラーバッグ』について詳しく紹介します。
シンプルでカッコいいデザイン
正面に「F.C.P」と「WILDTECH」のロゴがあるだけで、
すごくシンプルでカッコいいデザインです。(内クーラーバッグにロゴは無いです)
どちらのクーラーバッグ(内外)にもシートベルトに似た肩掛けベルトが付いており、
表面の生地は、耐久性、耐水性、軽量性に優れているコーデュラファブリック、
底面は、丈夫で耐久性が高い厚手のターポリン生地を採用しています。
外クーラーバッグは、止水ファスナーになっており、
両サイドに少しマチのあるメッシュポケットが付いています。
ベージュの他にブラック、オリーブと合計3色展開です。
カンガルー構造
名前の通りクーラーバッグの中にクーラーバッグが入っているカンガルー構造です。
外クーラーバッグのスペック
- サイズ:約340×260×365mm
- 容量:約23L
- 重量:約880g
内クーラーバッグにスペック
- サイズ:約300×220×310mm
- 容量:約18L
- 重量:約620g
カンガルー状態で使用する時、
ファスナー2回開けなくても良いように外クーラーバッグの蓋にバンドが付いているので、
内クーラーバッグの蓋を重ねることができます。
暑い夏では、重ねてカンガルー状態で使用し、
人数の多いデイキャンプやBBQ、秋や冬では、内外それぞれ別々で使用することもできます。
他にも飲み物と食材と分けて使用したり、普段の買い物に使用したりと、
用途に合わせてオールシーズン使用することができる万能クーラーバッグです。
内クーラーバッグにもベルトが付いているので、
取り付けて下に回しておくと、別々で使用したい時に便利です。
断熱材の厚みが合計28mm
内外どちらも断熱材は、保冷性能が高い高密度発泡ウレタンを使用しています。
内クーラーバッグの断熱材の厚さは約10mm、
外クーラーバッグの断熱材の厚さは約18mmで、
カンガルー状態で使用するなら断熱材の厚さは合計28mmと極厚です。
28mmの断熱材が全面(側面、蓋、底面)に入っており、
さらに底面は縫い目がコールドスポットになったり、冷気が下に溜まりやすかったりするので、
5mmの断熱材入り中敷を内外どちらも敷いており、
底面の断熱材の厚みはなんと合計38mmとさらに極厚です。
一般的に高保冷ソフトクーラーと言われるクーラーバッグの断熱材の厚みは、
大体20mm前後と、断熱材の厚みがあるだけ保冷力が高くなるので、
比べてみてもかなりの保冷力があることが分かります。
内外どちらのクーラーバッグも5層構造
先ほど紹介した厚さ28mmの断熱材以外にも、保冷力を高める工夫がされています。
クーラーバッグ全面にアルミシートを入れることで、
外からの暖気を反射し、保冷力がさらに向上します。
内側から防水性能が高い厚手のEVAシート、不織布、高密度発泡ウレタン、アルミシート、コーデュラファブリックと内外どちらも5層構造になっています。
税込6490円と格安(追記:7690円に価格改定)
5層構造で極厚の断熱材を使用しており、
外クーラーバッグ(断熱材18mm)だけでも高保冷力と言われるソフトクーラー同等のスペックがあり、内クーラーバッグもあるので、
高保冷力と言われるソフトクーラーと比較すると、
税込6490円は圧倒的に安い価格です。(追記:7690円に価格改定)
最近では割と低価格で良いソフトクーラーが発売されていますが、
その中でもカンガルークーラーバッグは圧倒的に安い価格です。
2023年より税込7690円に値上げされますが、
それでも他のクーラーバッグに比べて安価なソフトクーラーバッグです。
「実際本当に保冷力があるのか」保冷力検証をしました。ぜひご覧ください。
『カンガルークーラーバッグ』の保冷力は?
夏キャンプ同等の気温下(30℃以上)で、
カンガルークーラーバッグに1.7kgの板氷を入れ、保冷力を検証しました。
先に結果から言うと、夏キャンプでも十分使える素晴らしい保冷力です。
検証の条件や結果について詳しく見ていきます。
検証条件
- 日時:2022年7月29日10時17分〜
- 時間:37時間
- 天気:晴れ
- 場所:日当たりが良い縁側
- 気温:29〜34℃
- 湿度:56〜66%
- 入れたもの:1.7kg板氷
- 温度確認時間:24時間後〜溶けるまで
1.7kgの板氷を封を上げず袋のまま入れ、
24時間後〜溶けるまで氷の溶け具合を確認しました。
同時にクーラーバッグ内の温度を測定しました。
(クーラーバッグ内の上部に温度計をセットしました)
検証結果
氷の溶け具合
24時間経過するまでクーラーバッグは一度も開けずに放置していました。
24時間後
写真では少し見にくいかもしれませんが、
しっかり持てるくらいの板氷が残っています。
約37時間後
氷は完全に溶けてしまっています。
溶けてしまった水はまだ冷たく、水の温度は12.5℃です。
溶けた水がまだ冷たかったので、
氷は1時間以内くらいに溶けたと思います。
クーラーバッグ内の温度変化
開始時間から約2時間おきに温度を確認しました。
開始から約24時間、クーラーバッグ内温度は、17℃前後を保っており、
その後多少上昇するも20℃以下で、
板氷が溶けてしまった37時間後でも約22℃でした。
結果まとめ
氷の溶け具合の確認、クーラーバッグ内温度の測定から、
約1日半、1.7kgの板氷だけでも十分保冷することができる保冷力がありました。
今回は1.7kgの板氷だけで空きスペースが多かったですが、
実際のキャンプではできるだけ空きスペースを作らず、食材や飲み物を入れることで、
保冷力が増し、より長く保冷することができると思います。
実際の使用例(サイズ感)
実際カンガルークーラーに保冷剤や食材、飲み物がどれくらい入るのかサイズ感を紹介します。
・カンガルー状態使用時(内クーラーバッグ)のサイズ感
クーラーショックM、氷点下パックXLは少しキツいです。
350ml缶が24本ぴったり入ります。(上部のメッシュポケットに保冷剤を入れて閉まります)
・外クーラーバッグのみ使用時のサイズ感
もちろん350ml缶が24本入り、縦横隙間があるので、
入れ方によってはまだ入りそうです。
クーラーショックについて詳しくは→【クーラーショック】暑い夏キャンプにおすすめ最強の保冷剤!実際の保冷力は?
『カンガルークーラーバッグ』は高機能・高保冷力・高コスパ!
カンガルークーラーバッグのスペックや実際の保冷力を紹介しましたが、
かなりすごいソフトクーラーバッグです。
表面の生地はコーデュラファブリック、底面は厚手のターポリン生地、
丈夫な肩掛けベルト、両サイドと上部にメッシュポケットなど
丈夫で長く使用することができ、使いやすく高機能です。
断熱材は28mmと極厚(底面は38mm)、高密度発泡ウレタンやアルミシート含む5層構造、止水ファスナーなど
高保冷力のハードクーラーに並ぶ高保冷力です。
高機能・高保冷力なのに税込6490円と高コスパです。
追記:2023年より7690円に値上げされました。
まとめ
どうでしょうか?
YouTuber FUKU さんが手掛けるカンガルークーラーバッグについて紹介しました。
クーラーバッグやクーラーボックスは、
キャンプでは食材の鮮度を守るためや飲み物を冷やすために必須アイテムです。
カンガルークーラーバッグは、2つのソフトクーラーバッグを重ねることで、
高い保冷性能を実現しました。
暑い夏キャンプの時は、カンガルー状態で使用し、
冬キャンプや人数が多い時は、2つのクーラーバッグとして使用するなど、
用途によって使い分けすることができます。
高機能で確かな保冷力があり、コスパ最強なソフトクーラーバッグです。
ぜひソフトクーラーバッグをお探しの方は、参考にしてみてください。
自分なりのキャンプスタイルを。
コメント
はじめまして。お聞きしたいのですが内ボックスの蓋メッシュにLOGOSのXL1200㌘を入れてますが単体でもジッパーは閉まりますか?
宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます。
単体でも閉まります!
ありがとうございます。
本当ですか!
購入します!
参考になりました。
そう言って頂けてすごく嬉しいです。
ありがとうございます。