キャンプがしたい
どうもあきとです。
みなさんは冬キャンプでストーブを使用する時にストーブファンを使用していますか?
ストーブファンとは、ストーブの天板に置いて使用するファンで、
ストーブ上部にいってしまう暖かい空気を、室内(テント内)全体に循環することができ、
より効率良く暖めることができます。
最近では様々なストーブファンが発売されていますが、
Re:Gearから発売されているストーブファン『HEAT WAVY 2.0』がすごくおすすめです。
Re:Gearのストーブファンは、今までありそうで無かった首振り機能を搭載しています。
昨年、Makuakeで1000人以上のサポーターが集まった大ヒット作『HEAT WAVY』の改良モデルです。
『HEAT WAVY2.0』は、2022年9月30日より先行販売されており、
現在(2022年11月3日)でなんと1000人以上もサポーターが集まっています。
追記:終了時にはなんと1258人ものサポーターが集まりました。
ついに一般販売開始です!
ありがたいことにRe:Gear様よりお声を頂き、先行で使用させて頂きました。
「これはすごくおすすめ!」と思ったので、
今回は『冬キャンプにおすすめのストーブファン!首振り機能搭載の「HEAT WAVY 2.0」について』徹底紹介します。
また実際にテント内で使用して暖房効果検証します。
- ストーブファン『HEAT WAVY 2.0』って?
- 冬キャンプにおすすめなストーブファンが欲しい
- 実際ストーブファンって暖かくなる?
このように思っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
キャンプのお役立ち情報を毎日発信しております。
『あきとぶ』をぜひチェックしてみてください!
Re:Gear『HEAT WAVY 2.0』とは
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/image-1024x576.jpg)
- 本体サイズ:約198×110×227mm
- ファンサイズ:約19mm
- 重量: 約830g
- 材質:アルミ合金、半導体チップ
- 耐熱温度:〜385℃
- ファン回転温度:60℃〜
- 首振り機能温度:80℃〜
- 電源:不要
- 付属品:温度計(本体内蔵)、説明書、カード、ネジ、レンチ
- 一般通常価格(税込):12800円
Makuakeにて先行販売中のRe:Gearのストーブファンです。
『HEAT WAVY 2.0』は、自己発電により電池不要で、
なんと首振り機能が搭載されており、1方向だけでなく、広範囲に暖かい風を送ることができます。
寒い冬キャンプ、テント内で石油ストーブや薪ストーブを使用する際、
より早く、効率的に暖めることができます。
昨年モデルの大幅改良モデルで、より機能性がパワーアップされています。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/39F15296-7C1B-4628-AF94-E4A640237927-1024x768.jpeg)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/21D88D59-A1E4-4DB6-BB07-34A36FFB24E6-1024x768.jpeg)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/4A589564-02B7-4F42-8CE1-A4F015357CC2-1-1024x768.jpeg)
『HEAT WAVY 2.0』について詳しく紹介します。
自己発電で電池不要
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/10/image-5.png)
ストーブファンを暖かいストーブの天板に乗せると、
ストーブファンが熱くなり、外気温との温度差で電流が流れ(※ゼーベック効果)、ファンが回転します。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/69CC4FDF-9CFE-40BB-A219-4377747237BB-1024x768.jpeg)
別で電池や電源など必要とせず、自己発電で使用することができます。
使用しているとストーブファン本体が熱くなりますが、
羽後部にある金属(ヒートシンク:放熱、排熱のため)の表面積を増やすことで、
より効果的に空気で冷却することができます。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/6FC15CD0-B540-4632-A63F-9FE08AD79F9D-1024x768.jpeg)
※ゼーベック効果とは、熱エネルギーが電気エネルギーにエネルギー変換される現象です。
(2つの異なる金属または半導体を輪になるように接続し、両接点に温度差をつけると、
電位差が生じ、電流が流れます)
首振り機能で暖房効果アップ
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/image-1.png)
ストーブファンにありそうで無かった首振り機能が『HEAT WAVY 2.0』には搭載されています。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/69CC4FDF-9CFE-40BB-A219-4377747237BB-1-1024x768.jpeg)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/A0BDFBDF-3D67-4AD3-A861-8D5E84363C2F-1024x768.jpeg)
首振り機能が搭載されていることで、
一方向だけではなく、広範囲に空気を送ることができ、
より早く、効率的にテント内(又は室内)を暖めることができます。
また1人だけでなく、2.3人に暖かい空気を送ることができます。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/D3F8F39C-B324-4D9F-9FB2-BB71A60DA66F-1024x768.jpeg)
本体背面にオン/オフスイッチが付いているので、使用中に簡単に首振り&固定ができます。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/E6FDA0E4-33B2-49BB-ADE3-6A8173A34C96-1024x768.jpeg)
首振りは、大体28秒で半往復と、ゆっくり確実に風を送ることができます。
選べる4モデル
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/image.png)
『HEAT WAVY 2.0』は、4モデルラインナップがあるので、
羽根の枚数やカラーを選ぶことができます。
- 5枚羽ブラック
- 6枚羽ブラック
- 5枚羽シルバー
- 6枚羽シルバー
しっかり風を送る5枚羽に比べ、
6枚羽は心地良く、より自然の風を送ることができます。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/51313BDD-40B6-450C-87F9-70D744424268-1024x768.jpeg)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/16FE8F6A-5F98-4005-BC50-DCCB1CF34054-1-1024x768.jpeg)
ストーブファンは、ブラックカラーが多く、シルバーのものはあまりないので、
さらにメカっぽくてカッコよく、アクセントとしてもすごく良いです。
運転音がすごく静か
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/675378CE-2E63-4414-B194-A563BFB02769-1024x768.jpeg)
扇風機やサーキュレーター同様に、
運転音が大きいと意外に気にしてしまいます。
『HEAT WAVY 2.0』は、パワフルな回転と首振りをしますが、
約35db(公式Instagramより)と「ささやき声や静かな住宅地」くらいの静かさです。
僕も実際測定してみると、30〜35dbでした。
体感でもすごく静かで、音はほとんどと言っていいほど運転音が聞こえません。
温度計内蔵で安心安全
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/798FEDCC-E10B-466F-A2B8-B9491FD38072-1024x768.jpeg)
『HEAT WAVY 2.0』のファンの回転は60℃〜、首振りは80℃〜で動作し始め、
効率良く稼働するのは100〜300℃の間です。
ストーブファンの台部分にアナログ温度計が内蔵されているので、
いつでも簡単に温度を確認することができます。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/F92FDF07-7219-4F27-A708-DF0B08A5ED4C-1024x768.jpeg)
石油ストーブを使用しているときは、使用していて300℃以上上がることはありませんでしたが、
薪ストーブを使用する時は、薪の量で温度が上下するので、
温度計が内蔵されているのは、すごくありがたいです。
昨年モデルから大幅改良され、暖房効果&耐久性がアップ
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/672281F9-80FC-47D7-8495-35061E4E8704-1024x768.jpeg)
昨年発売した大ヒットストーブファン『HEAT WAVY』をなんと10点も大幅改良され、
暖房効果&耐久性がさらに向上しました。
改良点もしっかり明記されており、信頼に繋がります。
- ギアボックスの耐熱性をアップ:樹脂製→アルミ製
- 背面カバーを追加:見た目と耐熱性アップ
- 温度計の位置を変更:より正確な温度表示
- 温度計のメモリカラー変更:キャンプにマッチするグリーン
- 加熱保護プレートを排除:首振り安定
- 土台の面取り:角を丸くし、安全性アップ
- 包装箱の変更:しまいやすく、取り出しやすい
- オリジナル専用ケース追加:安全に簡単に持ち運び可能
- 予備ネジとレンチが付属:なくしても安心
- シルバーデザイン追加:他にはないカッコよさ
『HEAT WAVY』ユーザーからの声をしっかり聞き、改良し、
より良いストーブファンに進化しています。
改良点について詳しく↓
Re:Gear『HEAT WAVY 2.0』の暖房効果は?
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/6C034384-A526-449D-B94D-3FCA5E9CCD7B-1024x768.jpeg)
実際にキャンプで使用することを想定し、
テント内で石油ストーブを使用し、上に『HEAT WAVY 2.0』を置きました。
『HEAT WAVY 2.0』を使用してない時、『HEAT WAVY 2.0』を使用している時のテント内の温度を比較します。
どのくらい暖房効果が向上するのか検証します。
検証条件を詳しく紹介します。
検証条件
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/1107A050-0716-448B-AC24-D52756EC7CAE-1024x768.jpeg)
- 日時:2022年11月2日19時〜
- 天気:晴れ
- 気温:14.4℃〜16℃
- 場所:愛知県 芝サイト
- テント:ヴァルテント2(インナーテント無し)
- 石油ストーブ:コロナストーブSL-6622
- 温度計:6ヶ所
ストーブファン無しでテント内を暖め、後にストーブファンありで1時間ほど使用しました。
※しっかりと換気をして一酸化炭素チェッカーをセットしています。
テントが濡れているのは気にしないでください。笑
(雨の撤収後なので、、笑)
温度計の設置場所(6ヶ所)
1.テント天井部(地面から220cmあたり)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/2357DBE4-E5AB-4F48-8568-4412F64C30C2-1024x768.jpeg)
2.地面から170cmあたり
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/2626448A-3887-41D7-A91E-ECC333D545CA-1024x768.jpeg)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/B8AD9015-4C2B-4E9F-950E-BD5CA8CFCEE7-1024x768.jpeg)
3.地面から100cmあたり
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/E4601CB4-F2D4-46FE-A819-AC06C6C65559-1024x768.jpeg)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/8FBEFB00-8EF2-4593-B9AC-C751ADD737B0-1024x768.jpeg)
4.テーブルの上(地面から37cmあたり)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/D32AD92E-000B-4DE1-B46A-D4FE6800BFAD-1024x768.jpeg)
5.地面
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/E65ACFCA-C1E9-4FC6-8AE5-BB7EACE9B45D-1024x768.jpeg)
6.③のテント外(気温)
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/C59E337B-09EE-4174-BACF-4390D8F32436-1024x768.jpeg)
検証結果
各所の温度 | 『HEAT WAVY 2.0』無し | 『HEAT WAVY 2.0』あり |
テント天井部 | 56.0℃ | 48.6℃ |
地面から170cmあたり | 47.4℃ | 45.9℃ |
地面から100cmあたり | 37.2℃ | 37.0℃ |
テーブルの上 | 25.9℃ | 27.5℃ |
地面 | 23.4℃ | 23.7 |
外気温 | 15.9℃ | 14.4℃ |
※外気温とテント内の温度差は約20℃近くありました。
暖かい空気は上にいくので、テント天井部が温度がすごく高いですが、
『HEAT WAVY 2.0』を使用することで、テント天井部の温度は56.0℃→48.6℃と7.4℃も下がり、
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/27FD81E0-908A-415C-96FC-A0F5FE05F03E-1024x768.jpeg)
その代わりに目線よりも下であるテーブルの上の温度が25.9℃→27.5℃と1.6℃も上がりました。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/C8336946-1B9D-4255-9890-A826F46BF017-1024x768.jpeg)
ストーブ上部にいってしまう暖かい空気を前面広範囲に送ることで、
テント内の低い位置(100cm以下)も暖めることができ、
より効率が良く暖めれることが分かりました。
さらに立った時、座った時の温度差(『HEAT WAVY 2.0』有無)を体感でも感じることができました。
首振り機能で暖房効果劇的アップ!
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/815E124C-5FB5-45AD-B69A-F01E6D0C303F-1-1024x768.jpeg)
『HEAT WAVY 2.0』は、ただファンが回転するだけでなく、
首振り機能、耐熱性、耐久性など機能性がすごく優れているストーブファンです。
Amazonの5000円ほどの通常のストーブファンを持っていますが、
首振り機能があるか無いで思った以上に暖かさが違います。
![](https://camp-gasitai.com/wp-content/uploads/2022/11/BA490019-8CD3-45D9-A463-A7958EAC0E19-1024x768.jpeg)
テント内を効率良く温めれることはもちろんですが、
デュオやファミリー、グループキャンプで多くの人に暖かい風を送ることができるので、
体感的に暖かいのもすごく嬉しいポイントです。
ついに一般販売開始です!
まとめ
どうでしょうか?
冬キャンプにおすすめのストーブファン!首振り機能搭載の「HEAT WAVY 2.0」について紹介&検証をしました。
寒い冬キャンプでは、テント内で石油ストーブや薪ストーブを使用することが多いと思います。
より早く、効率的にテント内を暖めるためにRe:Gearのストーブファン『HEAT WAVY 2.0』がすごくおすすめです。
首振りがあるだけで快適度が全く違います。
ぜひ購入して試して頂きたいです。
自分なりのキャンプスタイルを。
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